泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]ウィンタースクール終了

 冬休みのウィンタースクール終了。途中から外が吹雪いてどうなることかと思ったが、結局は影響しなかった。今日の子どもの参加人数はきょうだい含めて19人。スタッフは30名ほど。この規模になると、子ども一人ひとりが活動に集中できる環境を作るのはとても難しい。そんな中で工夫をこらして、よくやっていると思う。たくさん感謝の言葉をかけた最終日となった。
 ここ最近の学生スタッフの向上心には感心させられるものがあり、もうこの活動は自分が深く関与しなくても一定の水準が保ち続けられそうな気がする。他地域にも自慢できる水準には達した。放課後支援については、そのへんの施設職員よりうちの学生たちのほうがわかりやすく丁寧なプログラムを作り上げられると思う。唯一の気がかりは、学生の忙しさが年々増していること。大学で出席点稼ぎと資格のための単位取得に追われ、連日のバイトに精を出し、やけに拘束力の強いサークルに所属しつつ、NPOでボランティア。忙しくしているわりに、その忙しさの中で何が得られているのかはよくわからない学生が増え続けている。自分のやっていることを言葉にする機会がないからだ。もったいない。
 子どもたちは明後日より3学期。しかし、なぜか木曜日まで給食なしの11時30分終了。毎週水曜の13時30分終了も含めて、この短縮授業の多さは本当になんとかならないものか。サービス利用が特定の日に集中する。頭が痛い。