泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

次は計画

 なんとなく一段落ついた感じ。精神的には落ち着いたけれど、今週は明日から少し忙しい。大学院も再開されるし(先週は行ってみたら休講だった。誰からも連絡をもらえない自分が悲しい)、新しい請求事務の全容も明らかになる。週末には行事もあるし、子どもの保護者から頼まれていっしょに授業参観に行く予定もある。
 そして、今後の仕事にとって影響の大きなこととして障害福祉計画の策定がはじまっている。ワークショップとかヒアリングとかいろいろするようだが、自分は策定委員には入れてもらえていない。いろいろ言ったところで、最後の詰めの部分には関わらせてもらえないわけで、児童やその家族のニーズを反映させられるかどうかに不安が強い。
 児童関係で行政からワークショップ等にお呼びがかかっているのは、養護学校生の親の会ぐらい。親の会の役員数名が出席しても、現状では児童のニーズ全体を代表するのは難しい。たとえば就労している親はワークショップそのものに参加できないし、親の会組織との関与も薄い。意見したい人意見すべき人ほど、その機会に恵まれていない。ワークショップの時間が13時30分から15時30分って、学齢児家族への配慮ゼロ。しかも、一度決めた日程を、後になって変更。ワークショップに参加したいからとサービス予約を入れていた家族は混乱。事業所も混乱。さらに地域の小学校に通う子どもたち家族には全く声がかかっていないし、就学前の子どもたち家族にも連絡なし。
 このまま放っておくと、軽度の知的障害、発達障害の子どもや幼年期の子どもの生活課題なんて全く共有されないだろう。そんなわけで何の連絡も入っていない保護者にワークショップの案内を(勝手に)渡して誘ってみたり、養護学校生の保護者にもいろいろとポイントを伝えてみたりと地道にこそこそと活動中。これはこれで先が長い。