泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]

 学生ヘルパーの多くが講義の調整つけられず。需給調整の担当者が苦しんでいる。「精神分野に進もうとは思っていないけど、とりあえず精神保健福祉士の資格はとっておきたい」という学生が多数いて、平日夕方のガイドヘルプは無理。3回生がこんなに動けないとは大きな誤算。今後もこの傾向は強まるのだろう。本当に嫌な時代になった。
 うちみたいなところは、とにかくたくさんの人にちょっとずつ動いてもらわないと、やっていけない。児童の支援に関して言えば、専従2人に学生ガイドヘルパー12人、主婦の学童の加配アルバイト3人(4月から学童の加配は6人になる)。学生ヘルパー12人の月給は全員分を合計しても、専従1名分の給与にも遠く及ばない。週1日とか月2日しか動けないヘルパーばかりでやりくりするのは、次第に限界が来つつある。学童の主婦アルバイトでも3名分の月給合計でようやく専従1人分の手取り額ぐらい。毎日夕方だけ働いてくれる若いヘルパーが男女一人ずつぐらいいてくれたらどんなにいいだろうかと、都合のいいことを考えてしまう。
 明日までに大学院に休学届を提出しないと、自動的に復学。何しろ需給調整がそんな悲惨な状態なので、週1回ゼミに行ける目途もはっきりは立っていないのだが、「どうせ毎年こんな状態に決まっている」という話をもう一人の職員とした。どうやらこのまま復学。先のことはわからないので、とりあえず1年だけ。