泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]

 ヘルパー2級研修の同行訪問終了。あとはレポート書いて、出せば、資格取得。
 ケアプランの強い拘束力と支援内容の密度の濃さを感じた。これらの点では自分の普段やっている移動介護のような支援とは性質がずいぶん異なる。身体介護はもちろん、生活援助でも1時間半の間にこなさなければいけないことや配慮すべきことは非常に多い。こうしたサービスの介護保険上の単価が、長時間の外出も認められる軽度の知的障害の方の移動介護と同程度となれば、感覚的にはバランスを欠くようにも思える。しかし、バランスって何だ、と自問するとわからなくなる。
 様々な職種があり、様々な労働時間があり、様々な忙しさがあり、様々な収益があがり、様々な給与が支払われる。それぞれの間でバランスがとれたものになっていると言える根拠はどこにあるのだろう。経済学的には常識に属するのかもしれないが、なんだか腑に落ちない。が、うまく言葉にならない。