泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[障害者支援]全155ページ

2月9日(木)開催の社会保障審議会障害者部会(第30回)の資料
http://www.kaigoseido.net/syahosin-syougaisya180209.htm
 とてつもない分量の大事な情報が一気に出てきた模様。しかし、肝心の単価は3月。
 プリントアウトして読み込む作業は明日、職場でする。行動援護についてはまだ概略しか書かれていないようだが、全体の流れとしては、ほぼ先日入ってきた情報の通り。ただ、この書き方だといずれは学生ヘルパーを動かせなくなることを見越したほうがよいのだろう。そして、障害程度区分を前提にするならば「児童」はどうなるのか、という疑問があるが、どこにも答は書いてなさそう。

行動援護
○スタートして間もないサービスであり、資格要件を満たす従業者を確保することが困難な事業者が多いことを踏まえ、研修の制度化を図った上で、経過的措置として、資格要件の緩和を行う。ただし、本来の要件を満たさない者がサービス提供を行った場合については、減算を行う。

 児童デイサービス(個別給付)の年齢制限が無くなり、タイムケア(地域生活支援事業)との区別が機能の違いで整理されていくようだ。児童デイでの療育内容も個別性の高いものと集団のもので分けられている?
 随所に「あくまで経過措置だから、あと数年でなんとかしろ」(大意)という一言が差し込まれており、とにかく不愉快。国は何かを責められるといつも「拙速だった」ばかり。スピードの問題ではない。