泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]

 ヘルパー研修の実技スクーリングが終了。
 終わってみると、すごく中途半端な感じがする。基本を反復するならば、もっと時間をかけたほうがいいし、介護の個別性を重視したいならば、スクーリングで与えられた知識はかえって妨げになってしまうかもしれない。そして、座学はあまりに少なすぎ。おそらく受講者の大半は介護保険制度について全く理解できていない。強調されるのは「ケアプランのとおりにしかヘルパーは動けません」ということばかり。「爪きりは医療行為のためケアマネージャーや医療機関と連携してなんちゃらかんちゃら」とか、本当にくだらない。
 しかし、そんな実技スクーリングもレポートを書かねばならず、金曜までに提出命令。ああ、時間がもったいない…。
 明日は定例の学童の指導員会議だが欠席させてもらって、自立支援法の行政説明会に行ってくる。きっとそれほど新しい情報は得られないだろう。ちなみに移動介護の市町村事業化は10月からだが、単価は4月から下がるらしい。ずっと誤解していた。知的障害分野を中心にやっているところなら、どこの事業所もものすごい影響が出るはずなのだが、他団体とのネットワークがないため情報はまるで入ってこない。全国ネットのMLや掲示板などは情報交換の場として全く機能していないし、何とかならないものだろうか。この際いっそのこと2ちゃんねるにでも行ってみるか。何となくイヤだ。