泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 

社会調査の考え方―論点と方法

社会調査の考え方―論点と方法

 第2章(「社会理論と社会調査」)。
 よくわからない。自分の頭の悪さを嘆く。ここ2年くらい関心をもってきたテーマなのに、わからないとはどういうことか。情けない。
 演繹とか帰納とか、パラダイム論とか批判理論とかエスノメソドロジーとか、個々の論点については基礎的なことしか書いていないような気がするのに、全体として何が言いたいのかがわからない。自学自習に疲れてきた。仕事も勉強も何もかも駄目である。うんざりだ。
 ただ、社会福祉研究におけるグラウンデッド・セオリーブームについて、自分が感じていた違和感のひとつは、書かれていた。

 理論と縁を切って現在の問題に関与する立場を、「未熟さ」のあらわれと見る議論もある。それは、現在と、人類の発展とのあいだの時代を超えたつながりを切りはなすことだからである(Elias 1987)。 (44ページ)