泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

早くもバテ気味

 学生たちががんばっていることに元気づけられる保護者がいるということを再確認。幼児の保護者も本当にいろいろ。漠然とした「専門性」への期待から専従職員に信頼を寄せるところもあれば、学生ボランティアに心打たれるところもある。もちろん子どもにとって、と、保護者にとって、の価値はいくらか違うわけだけれど、すっぱりと分けて考えられるものでもない。子どもの様子を見ながら、保護者は支援者の評価をするのだし。
 午後から行政計画の協議会最終回。再三にわたって「一般施策の中で障害をもつ子どもを支えようとする方向性は良いけれど、それで全てをなんとかできると思うのはおかしい。別建てのものも考えるべき」と主張し続けた結果、おそらく計画策定作業の終盤では最も大きな修正がなされた。計画案へのパブリックコメントを受けても文章表現以外の変更がひとつもなされなかった中で、大きな成果。まあ努力目標みたいなものであるのはわかっているけれど、計画づくりコンサルの人いわく「ニーズが無いように思われるのはまずい」。そのとおり。
 夜は、明日のガイドのために写真カード作って、たまってしまった伝票を処理しながら、背中で学生たちのミーティングの様子を感じている。ああ強制介入したい。緊張感なく緩和しっぱなし。