泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

たしかに間違っている

 帰宅して夕食を作り、食べ終わったら猛烈な眠気におそわれ、中途半端に1時間半も寝てしまった。何の夢を見ていたのだろう。目が覚めたら泣いていた。
 昨日の日記の内容について、sugitaさんからトラックバックをいただく。感謝。
http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20070721
 自分の人生や仕事に対する姿勢を「間違っている」と言われて、腹が立たないのも珍しい。
 sugitaさんの言われるとおり、筆がすべったとも言えるし、皮肉もこめられていた。
 そして、週明けの会議で、その場の関係者に苛立ちをぶつけたりするようなことがないように気持ちの整理をつけなければいけなかった。そのとき、悪いのはきっと自分である、と思うか、自分がここで叩かれることでひとまずその場は丸くおさまる、と思う以外に、自分にはうまいやり方が見つけられなかった。会議の内容や事情が伝えられないので、読む側にとっては腑に落ちない部分もたくさんあるに違いないが…。
 「内なる滅私奉公幻想」は確かにあるのかもしれない。それに酔いしれることの危険さについては改めて反省したい。ただ、批判を覚悟の上で、正直に吐露してしまえば「酔わなきゃやってられない」と思える状況も、仕事の中にはある。いつもそんなふうに思っているということはないが、どうしようもなく自虐的になる場面はある。自分の置かれた立場を精一杯前向きにとらえようとするがゆえ、かもしれない。一般的には、これも後ろ向きに思えるだろうか。自分にとっては、それすら前を向くための方法である。
 自分の生活と未来を大事にする、というのは…、なかなか難しい。いま歩んでいる以外の道というのも、最近は見えてこない。手詰まり感がある。孤独感も増した。一方で、仕事に対する自信も失っているから、救いがたい。以前と比べ、今年度は仕事の質が変わってきたからだろう。時間が解決してくれるものなのかどうかも、わからない。
 もう子どもたちの夏休みに入った。しばらくは、目の前のことに追われるだけで日々が過ぎ去るのだろう。