泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

「生活学」

 ずいぶん久しぶりに名川先生のホームページを開いたら、どんどん充実してきている。
http://homepage3.nifty.com/mnagawa/
 こういう仕事こそが、「知的障害者福祉研究」なのだよな、という気がする(名川先生自身は「知的障害・発達障害がある人の生活学」と書いておられる。自分もそちらの表現のほうがしっくりくる)。たぶん学生などがイメージする「障害者福祉」の世界にはなかなか含まれていない領域だろう。障害者福祉論の教科書を開いても、ほとんど書かれていないけれど、個人が社会と関わる中で生じてくる切実なテーマばかり。自分の関わっているケースにとっても参考になる。地域地域というならば、こうしたことを真剣に考える支援者が増え、それを支える制度が整っていかなければ。成年後見制度利用支援事業を実施する気がないというようなことでは困るのだ、わが地元自治体。
 そして、けっこう更新されているブログもある。
http://mnagawa.air-nifty.com/misc/