泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 はじめてガイドヘルプを使う子と、外出。
 放課後に力いっぱい外で遊んで、汗だくでくたくたになって帰宅。
 その様子を見た家族の幸せそうなこと。なんだか泣きそうになった。
 子どもと家族からこんなに感謝されたのは久しぶりのような気がする。
 発達だけ見れば、障害としては決して重くない。しかし、生活全体で見れば、同世代の子どもたちと比べて、いくらかの制約はある。数少ない制約であっても、それがその年頃の子どもにとってかけがえのない生活上の機能であったならば、こんなにも支援は重みを増すのだ。
 やっぱりガイドヘルプは大事だ。今さらながら。
 報酬に魅力を感じて参入してきた放課後デイの事業所の皆さん、それで構わないので、いっしょにガイドもやってください。必要かつお金になる支援をやりながら、必要だけどお金にならない支援の続け方を模索してこその障害児支援じゃないですか。頼むよ。本当に。