泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

支援者の発達特性と業務

 他事業所のヘルパーに対する愚痴を聞きながら、支援者の発達上の特性と業務の兼ね合いについて思う。
 ガイドヘルプの支援は実行機能がある程度の域に達してないと難しい。同時処理はそんなに得意でなくてもよいが、継次処理はできたほうがよいと思う。あとは計算能力。財布の残金が合わないのはさすがにまずい。そして一対一なので、誰にも助けてもらえない。
 一方で、閉じられた場における集団での支援は、チームとして必要な機能が満たせればよいとはいえ、注意を多方面に向けながら不特定多数とのコミュニケーションを並行していかねばならない。
 自分は典型的なガイドヘルパータイプ。ある意味で非社会的な支援者はこちらのほうが向いている。