泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

課題はどこにでも宿る

 あわただしく、雑多な仕事をこなす日々。三連休など、もちろん無関係。大きな山場はひとつ超えられたが、次の山がまたすぐ目の前に。
 一昨日。「やってはならない」というインプットがかえってその行動を喚起させてしまうことの切なさと、地域や学校の事情まで把握しながら保護者の相談に乗れる精神科医のありがたさと、事業所の質を外部から把握することの難しさを感じる。
 昨日。「お前、何言ってるんだ」「お前、何やってるんだ」と周囲からツッコまれること以外にコミュニケーションの起点が生みだせない子どもの苦労と、地元に働く場がないために個人の「移動する能力」がますます求められるようになっていく田舎の不便を知る。
 今日。立ちっぱなし歩きっぱなしの支援でぐったりしながら、学生スタッフであふれかえる事務所に戻り、自法人のボランティアコーディネーションに対して募ってきた違和感が「ユースワーカー化」という言葉で表現できることに気づく。
 明日の支援はたぶんほとんど見守り。昨日も今日もそうだった。その中で課題を発見して解決する仕事。