泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 昨日から今日にかけてキャンプ。終了後すぐにまたガイドヘルプ。
 自閉症の子ども向けの企画された音楽コンサートというものに行ってみたところ、プログラムに記載されている全曲目の終了後にまさかのアンコール演奏2曲。
 わざわざ自閉症の子向けと明記するぐらいだから、アンコール曲はきっとプログラムの曲目中に含まれていて「『拍手がやまなければアンコール』なんて『暗黙のルール』はこのコンサートにありません。本当にこれで終わりです。」と説明してすっきり終了してくれるものと期待していたのに、いささかがっかり。
 その場にいた子どもたちに特に混乱する様子は見られなかったが、子どもにとってマイナスの方向への変更でないから急に予告なく変えてもいい、ということではなかろう。
 と思っていたら、過去に何度か催されているこのコンサートではアンコールの曲目まで参加者によく知られているらしく、暗黙のルールが一部には共有されてしまっているようであり、やや「内輪受け」ネタ化していることに複雑な思いを抱かされるのであった。