泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

希望と絶望

 みんなが「いじめ」について語る。記事があふれる。首相もコメントを出す。文化人も芸能人もスポーツ選手もまちのおじさんおばさんもああだこうだ言う。誰も「わからない」とは言わないし、言いたくない。みんなが子どもたちに希望を抱かせようと熱意をもって解決策を主張するのに、そのどれもが「そんなこと言われたって」と当事者に感じられるとしたら、そのときの絶望はどれほど深いか。