泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

加算届

 もう100%障害福祉サービス事業者にしかわからない話になるけれども。
 4月からの法改正のため、事業者向けに「加算届」を出しなおすように、という説明会があったのが、3月下旬。そのとき、届出の様式は3月末に出ると言われていた。それをダウンロードして4月半ばまでに提出しろと。本来ならば、4月から加算を算定するには3月15日までに書類を出さねばならないが、今回は行政側のスケジュールがひどく遅れているので、大目に見ることにして、4月1日にさかのぼって算定すると。
 実際、様式は3月末にネット上に掲載されたが、それは「自立支援法」関連のもののみであり、「児童福祉法」関連のものは掲載されなかった。そこからネット上の情報確認を怠ってしまったのがいけなかった。
 つい先ほど確認したところ、先週水曜に掲載されていた。おそらく年度末時点では国から出されていなかったのであろう(4月からのサービス利用にかかる加算だというのに)。その書類の受付開始は先週木曜から今週水曜まで。既に日付は変わっているので、もうどうしようもない。遅れた場合のことはどこにも書かれていない。通常ならば、今すぐ準備しても、6月の実績からしか算定されない。
 いろいろあったせいで、今年度うちの事業所での療育開始は5月後半からの予定である。その点で経営的な打撃は最小限で済むだろう(利用者もまだ少ないし)。しかし、それにしても、こんな無茶なスケジュールと不親切があるだろうか。月あたり100万以上になることだってありうるであろう加算の届出が様式のネット掲載からわずか1週間で締切。ネットに掲載したということについて、誰が教えてくれるわけでもなく。なぜメール1通でいいから、連絡をくれないのか。
 できるだけ急ぐつもりだが、指導員加配加算の基準についてよくわからなくなり、深夜1時まで文書の解釈に悩んだ末、結局は行政の担当者に聞かなきゃわからんと帰宅。カップ麺とコンビニ弁当で夕食。facebookには高校時代の友人が結婚したという連絡。まったくどうでもいいと思えるぐらいに、心は荒んでいる。今から風呂。