泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 朝から役所へ。4課まわる。新年度の委託契約の内容詰めやら情報共有やら。
 その後はガイドヘルプ1件をはさみつつ、メールやらファックスやら郵送物やら来客対応やら、取り急ぎしなければいけないことばかりでどんどん時間は流れて、22時。力尽きて終了。また今日もはかどらない。
 障害者基本計画の策定過程で実施された事業所ヒアリング結果(質問紙)が全文印刷された資料を入手。配られるなんて聞いてなかったから伸び伸び回答したのに、全委員に配布。団体名も全く伏せずに。いったい誰が悪いのか。コンサルか。
 どこの事業所も地域全体のことなんて何も考えていないのはよくわかった。おかげで自分の記入部分ばかりものすごく浮いてしまい、これは必死すぎてちょっとバカにされるパターンだ。ちなみに、自閉の子(の家族)が進路として誰も選びたがらない新設の作業所は「障害児学級全廃」を訴えていた。「自由に好きなことをして過ごしてもらっていい」と保護者に説明する作業所である。「合理的配慮」という言葉と意味がこのような現場に浸透するのは、あと10年ぐらいかかるだろうか。同じ自治体内の貴重な資源だというのに、頭が痛い。