泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 外食産業不毛の地と思われていたこの地域に某居酒屋チェーンがまさかの出店。ちなみにテナント料は30万のはず。立地も広さもよいけど、福祉関係では使いたくても無理だった場所だ。
 「ごはん食べに行った」と話す子どもが何人もいるので、試しに行ってみる。食べられるものが偏っており何かと落ち着かない彼らが家族といっしょに行ける居酒屋とはどんな場所であろうかと期待しつつ足を踏み入れると、見事に個室だらけ。そして、個室内にはテレビ完備。なるほど、これならば過ごせるかもしれない。ほとんど密閉されて、すごく快適。
 そして、深夜まで営業してくれているため、がんばって仕事した日の「ごほうび」として自分自身が重宝するようになりつつあるのだった。全くの下戸なのであるが、深夜にひとりでやってきてウーロン茶1杯で酒のつまみをどかどか注文する自分は店員にどう思われているのであろうか。
 今日ガイドヘルプ中に近くを通ると、バイト君が週末のランチ営業開始をアナウンスしていた。経営難なのか、その逆か。とにかくつぶれないことを祈ろう。