泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

部会長デビュー

 ひとまず自立支援協議会の部会長デビューが終わった。
 朝、一度はジャケットを着てみたものの「なんか違う」と思えて、結局、普段着で行くことに。役所の会議室でフォーマルな格好をした人たちの中、ひとり一番奥に座らされる。現時点の部会員は半分程度が行政職員で、4つの課にまたがる。事務局を除けば、今日は11人中6人が行政職員。あとは保育所長など。
 作成した資料は9ページで、大きく議題は2つ。部会員に「出席した意味がなかった」と思われる会議にはするまいと、事前に関係者からの要望も確認したし、信頼関係も構築してきたつもりだった。
 ところが、せいぜい長くても1時間程度で終わるだろうと予測していた1番目の議題で自分と事務局と教育委員会の認識のずれが露呈し、極端な時間超過。本当にやりたかった2番目の議題には行けずじまい。資料もたった2ページの活用にとどまる。事前協議が足らなかった。自分ひとりで関係者からのヒアリングを重ねていたために、問題意識が先に進んでしまっていたのもよくなかった。
 そんな気合いの空回りっぷりのためか、終了後に多くの行政職員から「そんなに自分ひとりで抱え込まなくていいから」「みんな前向きに取り組もうと思っている人たちだから」「私たちも同じ気持ちをもっているから」など、たくさんのフォローをいただく。なんだこれ。
 いつもながら「なんだかlessorさんが必死にやろうとしていることだけはわかるので、協力しようか」というリーダーシップともマネジメント力ともかけ離れた展開になっているけれど、これが実力なのだろうと思うので、自分としてもみんなが頑張ろうと思ってくれたならば、それはそれでいいか、と。次回はもう少し実質的な協議が進められるようにがんばろう。
 自立支援協議会が終わった後には、求人のこととか、事故の保険対応とか、支援ツールづくりとか、あいかわらず雑多な仕事に追われる。かなりの睡眠不足なので早めに帰宅。力尽きて、こたつで少し寝てしまい、あちこち痛い。
 しばらく更新しないと言いながら、なぜか毎日更新してしまっている自分の心理がよくわからない。たぶん誰かと共有したいのだろう。それが知らない誰かでもいいので。