泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

指定秒読み

 休日。しかし、事業者指定がおりる見込みという連絡。
 書類一式を提出して「この書類はすべて問題なし」とされてから半年あまり。縦割り行政機構の欠点がこれほどまでに大きなものであると感じたことはなかった。自分が直接に関わりのあった行政職員はそれぞれ悪意なんてなく、事業所のことを思いやってくれているにも関わらず、都道府県と市町村の関係や行政各課の関係というのは本当に得体が知れない。
 最悪の事態を想定しては絶望的な気持ちになるばかりの日々をようやく脱することができる。これはもう「確約」と解釈してよいはず。これでやっと利用者に向けて様々な説明ができる。予算もきちんと組める。
 他にも課題は山積しているけれど、ひとまずは珍しく明るい話題と喜びたい。本当ならば喜ぶほどのことではなかった。でも、うれしいものはうれしい。来週は激務なので、これをバネにしてがんばろう。