泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

初参加

 自立支援協議会の全体会。
 法人設立から8年半かけて、ようやくこういうところに加われる立場に至った。長かった。
 自分が部会長を務めることになった部会からの報告は無難に終えられたし、いろいろとコメントも頂けたものの、全体会というのが何をするところなのかはいまひとつわからない。さほど盛り上がる様子もなく、終了。
 障害者計画の数値目標なども掲げられるが、これまでの利用の伸びをそのまま将来予測に用いただけ。みんなわかっているのだ。潜在したニーズとか事業所の不足とかを無視した数字を根拠にされても意味がないと。しかし、それを行政に対して強く主張したところで、決して数字が変えられないということもわかっている。それに絶望しているという感じでもない。単に深く興味がもてない感じ。自分たちのすべき努力は、会議の場でこの数字をいじることではない、とでも言おうか。
 せっかく地元のキーパーソンがたくさん集まっているのだから、もっと地域の将来像を互いに語り合えればよいと思うのだが、時代の趨勢はますますそのような議論を難しくしている。事業所はみんなそれぞれの思惑で勝手に動く。つまらない。