泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

ミッションとビジョン

 12時間労働。ガイドとか経理とか給与計算とか、無断駐車された自転車の撤去だとかしながら、引き続き思考を整理中。
 うちの組織は、多くの事業を少ない職員で行い、各自に大きな権限は与えているものの、それぞれの事業が独立採算になっているわけではないから自立度は限定的だ。すべての事業について、経理や総務は自分の仕事。
 あるところまでは各自の判断に基づいて思い切った判断をしながら仕事が進められる。みんな自尊心も自信も深めていっているように思う。その反面で他職員との他事業との情報共有が進まない。各自の直面している課題があれこれあるはずだが、表に見えてこない。職員の「長時間労働」は課題そのものではなく、何らかの課題解決の手段として選ばれているのであるはずだ。その解決策が妥当でないという評価基準はそれぞれの事業の中からは出てこないのかもしれない。
 子どもたちへの支援についてのミッションはこれまでも語ってきた。自分たちの社会的使命はみんな理解している。足らないのは組織としてのビジョンである。
 明日は早朝からガイド。眠い。寝る。