泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

監査など

 事業所の監査(実地指導)終了。
 元気ゼロの状態で臨んだ監査。制度運用の問題点とか愚痴っても、以前の担当者ほどには共感的に聞いてはもらえなかった気がする。しかし、指導を受けたポイントは前回よりもずっと少なかった。
 担当者にも言ったけれど、監査対象となる事業は法人実績全体の4〜5%ぐらい。市町村事業に監査はない。いびつである。支援の具体的な内容は問われないし、もっと頑張っているところを見てほしいとも思ってしまう。それでも、とにかく終わった。
 「運営規程を事業所のわかりやすいところに置いておけ」をやたらに強調されるのが相変わらずぴんと来ない。あちこちの事業所で「監査で言われたんだね」というのが露骨に感じ取れる場所に置いてあるが、真新しいファイルのままで絶対に誰も見ていない。
 ひさしぶりに長めに仕事をして、帰宅後は学生の卒論口頭試問用レジュメを3件添削。みんな論文を要約する力がなく、レジュメに平気で10行とかの文章をだらだら書いてくる(というか論文の一部をそのまま抜粋してくる)。「箇条書きとか体言止めとか使って、コンパクトにまとめる」ように指示すると、それが7行の文章になって返ってきたりする。メールでのやりとりには限界があるが、もう直接会って話す時間はない。最初の締切までに送ってきた学生は1人だけ。で、こんな状態。
 こんなことを書いている間にもまたレジュメが届いた。もう明日にする。