泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

だいれくとぺいめんと

 N研経由。
札幌市パーソナルアシスタンス制度がスタート!
http://www.jvun.org/cils/PAseido.html
 自分は知的障害中心に支援をしている者であるので、ダイレクトペイメントについて議論する機会があまり無いが、これはある種の障害の人たちにとっての理想をつきつめてきた人たちにとってみれば、なかなかすごい話だと思う。N先生が盛り上がるのもうなずける。
 これはどのようにして自治体独自で実現したのだろうか・・・。自立支援法と全く無関係というわけでもないのに、厚生労働省的にはOKなんだろうか。もちろんOKだから、ここまで形になっているのだろうが、こっちに移行するとヘルパーの資格とかいらなくなるわけで、そのあたりのバランスとか。委託料とか介助料とかどんなふうに予算化されたのかも気になるし、当事者や自立生活センター的にこれで仕事の実態としてどんな変化が生じているのか、も気になる。自立生活センターはもともとお金や支援者の仕組みについて独自性の高いところでもあるし。