泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 療育機関を見学。児童デイ1型。
 隣の隣の自治体まで行って、ようやく近い目標にできるものが見つかった。
 これまでは目標にならないものと、目標としては遠すぎるものしか見つからなかったので。遠方の有名なところはいくつか知っているが、簡単にはスタッフみんなで見に行けないし。担当者も気さくな方で、今後も相談には乗ってもらえそうだ。
 しかし、公設であるので財政的な面ではモデルにしにくい。嘱託でたくさん医師がサポートに入っていたりとかは、容易に真似できない。年間に医師に支払っている金額まで教えてもらえた。それは無理だ、という額。
 自治体の支給決定も全然違う。手帳の有無や発達指数に関係なく決定されているのはうらやましい。ざっと人口比で計算しても、地元自治体の倍ほどの人数が支給決定されている。地元自治体と話すときに引き合いに出せるとよいのだけれど、他地域の事例は慎重に出さないと、行政は比べられるのが嫌いだからなあ・・・。「よそはよそ、うちはうち」。