泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 この春に卒業する子どもたちを祝うイベント実施。子ども、保護者、スタッフで70人ぐらい。今日は「親の会」が企画した内容を法人として手伝うような感じ。常勤職員全員出席で、ふだんサービスを使っている子もほとんど出席なので、今日はいわゆる「サービス」利用なしだ。完全に収益ゼロ。たぶん客観的に見れば、こんな金にならないことに力を注ぎ込んで、どうかしているんだろう。
 それでも、これだけの数の親子が集まって、ちゃんと卒業を祝えるというのは本当に貴重なこと。「事業所」との関係ばかりになって、他人の子どものことなんて知らない、という地域にはならずに済んでいる。いまうちの法人が胸を張れる数少ない成果。
 それで元気になるべきはずなのに、むしろ毎日どんどん元気はなくなるばかり。どこにいても疎外感がある。対外的にも対内的にも何ひとつうまくいっていない。そんな印象のまま、いよいよ年度末の激務に突入間近。苦しい。