泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

新事業説明会

 ・・・を終えて、関係機関にもあいさつまわり。
 しかし、説明を終えたはずの行政担当課から夕方になって連絡。公費が入る事業にこれだけの協力金をとるのは認められないと課長が言っているので、週明けまでに算出根拠をもってこいとのこと。
 利用料という名目でなければいいと言われていたが、どうやら行政サイドの想定を上回る金額だったようだ。説明会に参加していた保護者の中で、行政に協力金の高さを言いに行った人もいた。事業所とはとても良い関係にある人で「こんなに高いと使えない」というクレームではなくて「もうちょっと行政から支援できないのか」という意味で話にいったらしい。説明会後にさっそく支給申請をした家もあるようだし、利用者はそれぞれに賛同とか拒否ではなく、単に「払える」「払えない」という判断を冷静にしているように思える。
 シミュレーションは丁寧にした上で数字を出しているので、算出根拠なら望むところ。これ見せて、「それならしょうがねえな」になるか、「それでも、高すぎるからやめろ(あるいは、「もっとまけろ」)」になるか、「少し助けてやろう」になるか。担当者が「少し助けて・・・」的なことを言っていたという噂もあるが、あまり過剰な期待はしないでおこう。「やめろ」だけは勘弁してほしい。もうここまで準備が進んでいるのに。昨日、送迎用の車も買ってしまったのだ。