泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

某学会誌

 今号も続く、実証的な「要因」調査ブーム。現場で仕事をしながら研究している人にとってはモチベーションを高めにくい研究だろうなあ。自分が経験的にわかっていることを、これだけの手間をかけて実証するならば、成果が政策に反映されるとか、よほどの社会的影響が期待できないと。研究者の属性と、研究方法の指向性ってどのぐらい結びついているのだろうか。論文著者の履歴を知れたら、もっと読み方が変わるのかもしれない。まあ、学会誌ではありえないに決まってるけど。