泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 新事業について、10パターン以上のシミュレーションをして、事業計画書とともに行政に提示。どんなパターンで計算しても、全体で初年度700万以上は必要。
 課長いわく「だいたい自分もそんなもんじゃないかと思っていた」。となれば、話は早そうなものだが、問題は場所だ。どうやらこれから不動産屋を回らなければならなくなりそう。いいところが見つからないと、簡単に行政サイドで用意のできる不本意な場所でやらざるをえなくなる。家賃以上に場所にこだわりたいのだけれど、本当に条件にかなった物件が見つかるのだろうか。事務所は他法人の間借り、放課後はガイドヘルプと小学校併設の学童保育所、乳幼児親子の交流スペースは福祉センター、という法人なので、全く不動産屋とつながりがない。自分がこの地に引っ越してきたときに世話になったくらい。
 福祉資源としての利用に特化した形の不動産屋とかないものだろうか。地域志向が強まれば強まるほど、場所の問題は大きくなっていくと思うのだけれど、聞いたことがない。