泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 気がつけば、5月。
 電車で少し行ったところに、某大規模商業施設ができた。さっそくガイドヘルプの利用依頼がたくさん来ている。知っている保護者も数名働き始めており、奇妙な形で地域におけるケアの監視体制が実現。ヘルパーがダメなケアをしたら、保護者間のネットワークですぐに噂が広がるに違いない。
 それにしても、フードコートで飲料水用の紙コップを山のように消費させ、オープン前には売りもしない食品をシミュレーションのために一通り並べただけで全て廃棄処分する一方での、「共環宣言」や「ふるさとの森づくり」というのは、一種の贖罪だろうか。
 近日中には、もうひとつ商業施設ができる。そこでまた働く予定の保護者もいる。働く間、子どもをうちでケアする。狭い地域の中でのダイナミクス