泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]少しましになった

 少しだけ気持ちは上向き。ほとんど何も状況は好転していないが、落ちるところまで落ちきった感じ。人と話す元気は少し戻ってきた。
 いろいろあった挙句に居宅介護の事業対象エリアを少しだけ拡大することになりそう。しばらくのところ法人経営そのものへの影響はあまり大きくない。長い目でみれば、少し変わるかもしれない。一方で学童の今後が極めて不透明。向こう3ヶ月で何がどうなるか予測もつかない。年明けの状況さえまだ見えていない。
 事業所には何の連絡もないまま、自治体がこそこそと制度を悪いほうに変えようと動いている。年度末に「こうするんだ」と全て決定事項として一方的に伝えられる。これが基本パターン。こちらも水面下であれこれ対抗策は打っているが、限界はある。結局は金の話。しかし、行政は金のせいだとは言わない。あれこれと大義名分をつけてくる。そのとき行政が責めるのは事業の効率性や利用者のモラルである。現場をただの一度だって見たことがないのに、不愉快極まりない。然るべきときのためにデータは揃えておかなければならない。
 近隣の自治体と何でも横並びでやりたいなら、障害者計画の策定なんて止めてしまえばいいのに。地域ごとの歴史も現況も踏まえようとしない。自立支援法のサービスメニューをそのままずらっと並べて、これを全部しますと言ったらさぞかし良い計画になるのだろう。実際にそうなりかけている。こうして制度に合わされていく暮らし。計画でさえ理想を語れないなら、どこで語ればよいか。