泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]独自研修

 祝日も何のその、長時間ガイドヘルプ。何キロ歩いたかわからないのが悔しい。石段も600段ぐらい昇った。入念にアフターケアをしたつもりだが、明朝無事に立ち上がれるだろうか…。
 明後日に法人独自のガイドヘルパー研修を予定しており、レジュメ準備中。講義+演習+演習振り返りで15時間(2日間)。部分的にしか受講できない学生には個別に補講を用意。制度上は必要のない研修だが、やはりやらないわけにはいかない。これだけ勉強させても、公的な資格でも何でもないのだから、内容を忘れてしまえば何の意味もなくなる。履歴書にも書けないようなものを受講してくれる学生たちに感謝しつつ、きちんと印象に残る話をしなければとプレッシャーを感じているところ。
 もうひとりの職員にも3時間ほどしゃべってもらうが、何を話すべきかの議論をするのがなかなか楽しい。彼女もこの仕事をはじめてもう3年半以上。無意識にできてしまっていることが多いのだ。そこを改めて言語化するように事務所でプチブレーンストーミング。時間をかけて話しているうちに、この仕事のポイントと思う点はお互いに一致していることがわかってくる。あとは少しばかり理論的に肉付けをするだけ。「人前で3時間もしゃべったことない」という彼女がどんなふうに内容を組み立てるのかを楽しめるのも、この研修ならでは(それを楽しむのはおそらく自分だけだが)。
 それにしても、内容がどうも行動援護研修っぽくなってしまうことに、複雑さを感じる。