泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]気がついた

 続く体調不良。下痢を止めるため、絶食したり消化のよいものを少しだけ食べたりする生活を続けており、もう大丈夫だろうと昼食を普通にとったら、食べている途中にトイレに駆け込むことに。ああ、普通の食事が食べたい。周囲の食べているものが美味しそうに見えてしかたがない。こういうしんどいときに限って、学童の加配が2名続けて「来月のシフトにあまり入れないかも」「来月は全く入れなくなるかも」とおそろしい連絡をよこす。8月まで、あと10日しかないのに。
 明日は地元自治体福祉課長と地域生活支援事業について話す。彼は担当者より障害者福祉制度に疎いため、やさしめの資料作成。
 そして、他法人の居宅支援部長も同行してくれることに。どこの事業所も大変なことになる、ということで少しでも影響力が強まればよいのだが、こればっかりはやってみないとわからない。
 資料作成にあたって、その他法人のここ3ヶ月の外出介護、日帰り短期入所の実績データを受け取り、資料にまとめていた。そこもこのままいけば、収入30%減はまぬがれない。ああ、うちだけの問題でなくてよかった、と思いながら、違うことに気がついた。
 この他法人は知的障害者の支援では全国的にも名の知れた法人だけれど、過去3ヶ月のデータを見たら平日夕方や週末の支援では、うちのほうがはるかに件数、時間数ともに上回っているではないか! もちろんうちは送迎ができていないとか、泊まりの支援をしていないとか、通所をやっていないとか、グループホームをやっていないとか、穴だらけで、生活をトータルに支えられているとは全く言えないけれど、居宅部門の放課後・週末等に限ってみれば、気がつけばこんなに大きくなっていた。
 支援の量と質とは別の問題とはいえ、この3年の自分たちのがんばりを自分でしっかりほめてやりたい。