泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[近況]別の動きが出てきた

 他町に所在する別法人がかなり広域で事業所10団体ほどを集めて、地域生活支援事業について情報交換しあうという情報。うちは呼ばれていない。一自治体のみをサービス提供エリアにしているからだろうか。日時は、うちが地元自治体福祉課長に移動支援についての話をさせてもらいにいくよりも後のようだ。少し動きにくくなった。
 どこで誰が何を考えて動こうとしているのか見通せない。事業所が増えれば増えるほど、それぞれの利害関係がばらつく。とりわけ居宅支援事業はそうだ。地域や運営形態が少し変わっただけで、支給決定の柔軟さ、有資格ヘルパーの探しやすさ、職員の勤務の調整のしやすさ、サービスの利用意向などが全く違ったものになる。行動援護をどんどんやっていくから移動支援などどうでもいいという事業所もきっとあるだろう。事業対象エリアをどこに設定しているかによって、それぞれがターゲットにしたい自治体も変わってくる。
 どうして市町村事業なのに、働きかけるべき自治体や事業者がどんどん増えていくのか。ただ疲れるばかり。