[読書]実践と価値
道徳回帰とモダニティ―デュルケームからハバーマス‐ルーマンへ
- 作者: 三上剛史
- 出版社/メーカー: 恒星社厚生閣
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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社会福祉研究業界において、社会福祉実践は「知識」「技術」「価値」から成るのだ、というのがもはや定説なのだが(この整理にもすっきりしないものはずっと感じているけれど)、実践者が前提とすべきとされる価値観っていうのは、職業的な倫理であるにとどまる(職業的な倫理でしかない)のか、その者の人格そのものを規定するようなものなのか、さらには普遍的なスーパーコードとして万人に浸透させたいものなのか、ということが自分にとってどうもはっきりしていないような気がしている。そんなことを考えるのに、良さそう。しかし、考えてもきっちりまとめる機会がないので、すぐに忘れていく。
仕事の調整がつけられそうなら、4月から復学したいのだけれど、3月末ぎりぎりまで見通しはつけられない。ゼミを5限目にされるのはつらい。事業所の最も忙しい時間帯だ。