泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]雑感

 いい人を見つけてくるということは、ある程度までの努力をしたら、あとは他力本願でしかないのだと思う。キャッチセールスみたいに声をかけるわけにもいかないし、信頼のおける人に「誰かいい人がいたら紹介してください」と連絡してまわる。たいてい「いい人」はどこからも引っ張りだこだったり、活発な活動家だったりするので、ヒマなときは一瞬しかない。その一瞬の隙をついて、仕事を頼めるかどうか。あと1ヶ月。必要なのはたったひとりだが、この条件で本当に見つかるだろうか。この3年ほどの間に築いてきた人脈が問われているのかもしれない。
 自立支援法についての内部研修のために、レジュメづくり。地域活動支援センター1型と2型の具体的なイメージがわかない。それにしても、補助額安いなあ。
 夜になって某利用家庭から1割負担になったら利用をやめるかもしれないという話。知的障害児のサービス利用は、親が払いたくないと言えばそれでおしまい。事業所としてもつらいが、子ども自身はもっとつらい。あと1ヶ月でどこまで考えてくれるだろうか。
 自治体の福祉課は自立支援法の説明会を企画したが、なぜか時間帯が養護学校の放課後。子どもを誰かに預けないと行けないので、たぶん児童の保護者はほとんど参加者ゼロだろう。いつやるのが適切か、前もって聞いてくれればいいのに。熱心な福祉課だが、こういうミスは多い。