泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[社会福祉]4件に1人ボランティア

 同じく福祉新聞2月13日号より。

ボランティア 25年で5倍増 全社協、04年年報 779万4千人、総人口の6%
 全国社会福祉協議会・全国ボランティア活動振興センターがこのほどまとめた「2004年ボランティア活動年報」で、全国の社協で把握されているボランティアの人数が、25年間で約5倍に増えたことが明らかになった。

 実数として、そんなに増えているはずがない(「把握されている」とは書いているけれど、このデータは今後「ボランティアが増えている」と間違いなく独り歩きする)。
 社協に登録だけしている者や複数の団体に登録している者、みんな含めてこの数字である(ひょっとしたら社協会員=ボランティア登録とか、登録に自治会や地区社協など通じて動員をかけているところなどもあるんじゃないかと自分は邪推している)。社協は自分たちの実績を示すために、こんなあてにならない数値をアピールすべきではない。
 人口の10%を超える県が13県あったのだそうな。国勢調査によれば、2000年の時点で1世帯あたり平均世帯人員は2.67人。13県で、4件に1人はボランティア。どんな県だ。