泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]法人化相談

 ガイドヘルプ。結局、雨天キャンセルは合計3件だった。
 法人事務所がある地区の中学校が荒れているという評判を前から聞いていたのだが、その在校生の保護者から連絡が入り、NPO法人を作ったら教育行政にもっといい働きかけができないだろうか、というような話をあれこれ聞かれる。授業中の立ち歩きや教員への暴力など日常茶飯事化しているのに、何ら対策は打たれていないようだ。詳細を聞けば聞くほど、教育行政の閉鎖性や旧い地域の住民性にうんざりする。
 状況を聞く限りかなり見通しは暗いのだが、自分も中学校では苦労したので何だか他人事には思えない。力になれるとよいのだけれど、教育行政には少し世話になっているので表立っては動きにくくもある。ちなみに民生委員は「昔はもっとひどかったので、このぐらいなんでもない」と言っているらしく、PTA会長は議員をやっているため自分のメンツを守ろうと任期が終わるまでこのままやり過ごしたいらしい。ああ腹が立つ。