泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]クリスマス会

 ウィンタースクールのクリスマス会。冬休み中、今日だけ親子参加が原則の活動のため、全体の規模は60人近く。学生スタッフがとてもよくがんばってくれて、もはや自分はゆったりと参加するだけである。今日はほとんどカメラマン役だった。
 自分は1995年の冬からこの活動に関わり始めたので、ちょうど10年。その間に何らかの形で参加した学生スタッフはたぶん200人から300人くらいになる。大学なんてひとつもない地域の活動にたくさん来てくれてありがたい限りだ。
 子どもたちにとって「ボランティア」が必要という以上に「若いおにいちゃんおねえちゃん」が必要であるわけなので、大変でも学生集めは続く。しかし、学生にこだわる限り、今後も制度には乗せられないだろう。関係性にこだわることが自分たちの首をしめるのはわかっているが、学生でなければこれだけの需要はない。だから、この形態は今後も変わらない。
 もちろん法人がつぶれたら、話は別。そのときは10年前に逆戻りして、親たちがあちこちの大学をまわって学生ボランティアを集め、需給調整をすることになる。それもそれほどありえない話じゃないというのが、おそろしい。今年度末から来年度前半ぐらいには見通しが立つだろう。その次の山場は介護保険統合か。いつになっても、落ち着かない。