2005-12-02 [読書]2冊読了 文系のための数学教室 (講談社現代新書)作者: 小島寛之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/19メディア: 新書購入: 83人 クリック: 1,584回この商品を含むブログ (49件) を見る 微積分以降の話はわかりやすかったが、読んで得たものはということになると、自分にはいまひとつ。『確率的発想法』のほうがよかった。マルクスだったらこう考える (光文社新書)作者: 的場昭弘出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/12/14メディア: 新書 クリック: 19回この商品を含むブログ (53件) を見る これは面白い。現代思想と関連づけて書いてくれているし、何より主張が明確(しばしばマルクスの主張なのか、著者の主張なのかわからなくなるが)。「賃金の上昇は『ほどほど』がいい」「賃金はみんなのものである」「すべての地域の『他者』よ、団結せよ!」など、賛同できるかどうかはひとまずおくとして、社会運動の目的や方法について考えさせられる内容が山盛り。