泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[日誌]順序

 4回生の学生スタッフより就職内定の連絡。めでたい。
 いったん民間企業から内定をもらった後、「やっぱりPSWがしたい」と就職活動して、見事に内定。力のある人だから、たぶん大丈夫だろうとは思っていたけれど。
 社会資源を作ったり事業を立ち上げたりする力などは民間企業に進んだほうがおそらく身につく。また「ビジネス→福祉」の転職よりも「福祉→ビジネス」の転職のほうが難しい。だから、大卒後いったんビジネスに進んで将来的に福祉分野に戻ってくる人間が増えるのは良いことだと思う。ただ、彼女は実習等の影響でとにかくすぐにPSWがやりたくなってしまった。その気持ちは誰にも止められない。
 団塊世代のリタイアがもうすぐ始まる。その培ってきた力の数%でもこの分野で活用されるのだろうか。