泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

[読書]ようやく

資本論の世界 (岩波新書)

資本論の世界 (岩波新書)

 読了。廣松本と比べると、わかりやすかった。基本的な用語の相互関係はわかったような気がする(たぶん)。この枠組みに自分の仕事やら障害者支援を当てはめてみるとどうなるのかというのを検討したいのだが、じっくり考える時間がないと難しそうだ。たぶんひと昔前に社会福祉(労働)をマルクス主義的な視角から考えた人がたくさんいただろうと思うので、そんな研究を探すのもよい(孝橋正一とか真田是とかもあんまりまじめに読んだことないし)。ただ、介護保険や支援費をはじめとして福祉制度もずいぶん変わってきたので、なんだか複雑そう。気長にやろう。