泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

余計なお世話だが

 「知的障害者ガイドヘルパー+卒業論文」などの検索キーワードでここを訪れる人へ。あくまで「卒業論文」にこだわるのであれば、少し古いけれど、
青木円(1999)「知的障害のある人のガイドヘルプサービスに関する研究」大阪府立大学社会福祉学部1998年度卒業論文
 というのが、よくまとまっているという情報。ただ、手書きらしいし、入手できない可能性も高いだろうと思うので、これも少し古いけれど、
竹之下典祥(2001)「市民参加型コンタクトパーソンとしてのガイドヘルパーならびにジョブサポーター 〜枚方市知的障害者ガイドヘルパーと就労推進員の事例から〜」『同志社社会福祉学』第15号、56−77ページ。
 を読んで、参考文献をたどっていくのもひとつの方法かと。実践の積み重ねがあるのはやはり大阪だろう。長くガイドヘルプを行ってきている「たびだち地域センターゆうゆう」が作ったヘルパー向けのマニュアルを見たことがあるけど、よくまとまっており、共感もできた。香山よしのさんの力量によるところが大きいのだろうと思う。
 卒論で学生がばたばたする季節ですね。みんながんばってください。