泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

相談と愚痴と

 体調が悪い。とにかく眠い。睡眠時間はしっかりとっているのに、なぜだろう。やらなきゃいけないことが、いまひとつ進まない。時間の使い方が非効率的で、無駄が多いので、夜になってイライラする。
 そんな中、家族が入院したとか、そんなような話が続けて入ってくる。季節の変わり目だからというわけでもないだろうが、最近この種の話がやけに多い。学齢児を中心に支援しているとはいえ、親も次第に高齢化している。体調を崩せば、将来への不安もじわじわと出てくるだろう。この種の漠然とした不安は、具体的な「相談」につながるわけでもなくて、日常の中で愚痴のようにぽつりぽつりと出てくる。しかし、対応が後手後手にまわることなく地域資源を創出させていこうとすれば、その推進力はこうした愚痴の集まりのような気がする。はっきりとした「相談」になったときは、既に遅かったということも多い。
 明日は子どもたちと学生ボランティアたちとバスを借りて、秋の遠足。動物園へ。親子参加できょうだいも参加可能。そのバスの座席配置に小一時間悩まなきゃいけないということは、なかなかわかってもらえないだろうな。遠足のバス座席なんて、自分が子どものころは、くじ引きで決めて盛り上がったりしていた記憶がある。どうなるのかわからないドキドキ感って、この分野ではあまり歓迎されない。