泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 他の職員やボランティアスタッフは、イベントへの子ども参加を支援に行ったのだが、スタッフの体制は整えられたので、自分は休みをもらって大学へ。かなり久しぶり。
 大学院の研究室が移転するため、置きっぱなしになっていた本を取りに行ったつもりが、引越し準備の真っ只中で、本だけ持ってすぐに帰るとも言えず、3時間ほど梱包作業を手伝う。所有者不明の本など、数冊もらう。
 マスターに社会学好きが1人入ってきており、少し話すことができる。興味関心は障害者運動。すごくよく勉強しているけれど、うちの院で社会学理論に依拠してものをしゃべっても、みんな引いていくだろうから、苦労しそう(実際、ゼミでは浮いてしまうらしい)。実証研究には興味がなく、かつ実践への関与はないようだ。これは最近の社会福祉系大学院で叩かれる条件がすべて揃っている。卒論は青い芝で書いたらしいけど、身体障害者運動関係の研究は先行業績が多いので、それも超えていくのが大変そう。がんばってください。
 それにしても今年度は休学しているのに、どうしてM1院生がみんな自分のことを知っているのか、不思議極まりない。