泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

 事業拡大のための申請書類がすべてできてしまった。夏休みがなければ、もっと早くできていたはずだったが、ついにできてしまった。連休明けに申請するが、既に何度も打診はしているので、おそらく事業者指定はおりるだろう。10月からは時間的に少し大変なので、11月開始ということになろうか。
 「できてしまった」というのは、正直言って、いま仕事に前向きになれていないからである。精神的に下り坂のときに新しいことをはじめる不安は大きい。今はあまり人と話をしたくない状態である。電話にもあまり触りたくない。できれば、ずっと自宅にひきこもって、本でも読んでいたい。
 事業の拡大といっても、うちの場合はこれまでの運営形態が非常に特殊だったため、実質的には支援費制度の事業所をゼロから立ち上げるに等しい(詳しいことは、無事に指定がおりてから書く)。事務量がどれだけ増えるか見当もつかない。利用者への説明も尽くさなければいけない。気が遠くなる。
 来月からは、職員のヘルパー2級資格取得が半年がかりではじまる。まだ決断できていないが、自分も取得にいくかもしれない。本当に利用調整と両立できるのだろうか。見通しの立たないことばかりだ。