泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

やや鬱

 不調。原因はよくわからないが、たぶん事業所の先行き不透明感がボディブローのように効いてきたのだろうと思う。事業の拡大も予定しているし、こんなときだからこそもっと働かなければいけないと思いながらも、夜遅くまでがんばれない。夏休みで日中のケア時間が長いことの疲れもあるかもしれない。お盆は少し休めたはずだったのだけれど。
 一方で、今日のサマースクールは学生ボランティアの雰囲気がとてもよかった。全体に底上げは進んでいるようで、子どもを安心してまかせられる者の数は増えている。学生ボランティア間のコミュニケーションも硬さがとれてきたように見える。しかし、核が育たない。ガイドヘルパーの養成へとつなげていくこともできていないし、やっぱり先々への不安が膨らむ。
 ボランティアコーディネーションに失敗しているというよりは、ボランティアマネジメントに失敗しているとでも言うべきだろうか。ボランティアから活動をはじめてヘルパーになっていくパターンが多い限り、ボランティアマネジメントがうまくいかないと、結果的にヘルパーのマネジメントもうまくいかないし、必然的に法人そのもののマネジメントもうまくいかないのだ。ふぅ。
 早く寝てしまおう。こんな不調はきっと長く続かない、はず。明日は高校生が「知的障害者の人権」についてのインタビューに来ることになっているので、それは楽しみ。