泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

購入

 本屋に行けた。6冊購入
哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))
いのちの食べかた (よりみちパン!セ)
ソーシャルワークの実践モデル―心理社会的アプローチからナラティブまで
漂泊と自立―障害者旅行の社会学
福祉社会学研究〈2〉
よくわかるNPO・ボランティア (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)
 最後の本は知り合いや世話になった人がたくさん書いているので、なんとなく購入。ボランティア研究はともかく、NPO研究にはもうついていけそうにない。5〜6年前くらいまでは出版されているものの多くに目を通せていたが、それ以降ずいぶん関連書籍も論文も増えた(あと、耳慣れないカタカナ言葉も)。同世代の研究者や実践者が、そんな状況にも置いていかれずに教科書的なものを書いているというのは大したものだと思う。気がつけば、自分は情報や知識を増やすことよりも、それらを分析するための「枠組み」の探求に関心が強まってしまった。これがよいことなのかどうかは、もっと時間がたたないとわからない。まわりと話が合わなくなったことだけは確かだ。
 『福祉社会学研究』は、論文タイトルに目を通した限りはそれほど楽しめなさそう。社会福祉政策関連の論文が増えると、あえて「福祉社会学」と自称する意義が感じられなくなる。