泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

読了

 『寝ながら学べる構造主義』を読了。寝ながらまなべるかどうかはともかく、ソシュールフーコー、バルト、レヴィ・ストロースなどの説明は簡明。たとえ話も多いので、わかりやすい。ただ「構造主義」の入門書としては、読んでいるうちに「構造」の話はどこに行っちゃったんだろう、という気もする。その点では、橋爪大三郎の『はじめての構造主義』や高田明典の『構造主義方法論入門』のほうがまとまっているし、方法論の勉強にもなるかもしれない。
 伊勢田哲治『哲学思考トレーニング』を読み始め。1章2章読了。反証主義がうまくいかない場合を例示してくれていたのがヒット。