泣きやむまで 泣くといい

知的障害児と家族の支援からはじまり、気がついたら発達障害、不登校、子どもの貧困などいろいろと。関西某所で悩みの尽きない零細NPO代表の日々。

雑感

 ガイドヘルプと夏休みの人集めでくたくた。電話のかけすぎで、携帯の充電がなくなる(携帯が異常に古いのもいけないのだけれど)。明日はゆっくり寝ていられそうなのが救い。
 子どもが障害をもちながらも、さまざまな条件がそろい、ばりばりと働けている母親からガイドヘルプの利用依頼を受ける。これまで福祉サービスというものを全く使ったことがない。いろいろと仕事のことなども聞いていると「障害児の母親」への役割期待ばかりを向けられるのではない生き方を選べたことの強みを改めて感じる。地域生活支援業界でしばしば言われてきた「本人支援か家族支援か」という実りのない問いかけは、家族の成員を母とか父とかきょうだいとかいった役割としてではなく、ひとつの人格として捉える視角を欠いてきたのではないか、なんてことも今さらながら考えたり。そんな一日。